松阪豚とは？

松阪豚は、品評会でトップジャッジを受け続ける日本養豚業界のレジェンド山越弘一が育て、松阪牛に匹敵する豚として国内で唯一「松阪豚」を名乗ることを許可され推奨書を授与された国産豚。

豚の血統から飼育環境まですべてにこだわり、時間をかけて育てあげられた松阪豚の特徴は、甘くさっぱりとした脂と豚肉特有の臭みがまったくないこと。
「これが豚肉か！」と驚くほどの肉質と芸術的な見た目をもち、一口食べればその違いは歴然。日本のみならず世界で絶賛されている豚の味をご賞味あれ。

日本三大和牛の「松阪牛」(さらにその松阪牛の中でも最高級の「大石牛」)と同じ環境で育てられ味はトップクラスながら、お手頃な価格であることも魅力です。全日本人必食の逸品！

松阪豚のこだわり

血統DNAと交配

松阪豚のこだわりの１つは、厳選した最高品質の豚を何代にもわたり掛け合わせ親豚としたその「血統（DNA）」です。

血統はとても大切で、豚の味の6〜7割を決定づけると言われています。
「旨い豚 × 旨い豚 = 最高に美味しい豚」という簡単な計算式ですが、日本人の舌に合う美味しい豚肉を実現するために、栄養学・遺伝学・病理学などの専門知識を学び、生産者の勘や感性に頼るのではなく確かなデータや知識に基づき、数々の失敗と何十年もの月日をかけて最高に美味しい豚を育ててきました。

膨大なノウハウと時間をかけじっくりと作りあげられたサラブレットな豚が、松阪豚です。

豚優先の環境

お肉としてのカサを増すために科学的な飼料を与えブクブクと肥え太らせるのではなく、安全で栄養価の高い飼料を与え豚にとって最高の環境でストレスなく自然に育て上げられた健康的な豚が松阪豚です。

人間と同じで、豚も健康であればあるほど薬剤を与えなくても免疫力が高くなり肉質が良くなります。豚の状態を見極め、あえて脂質を落とした飼料に変更する期間を設けたりもしております。早く大量のお肉を提供することが目的ではなく、皆様に美味しくて安全なお肉を提供するために松阪の大自然の中でゆっくりと成長させています。

飼育期間

通常の豚は、飼育期間160〜170日、重量約115kgくらいで出荷されます。しかしながら松阪豚は、飼育期間210〜230日、重量約140kgぐらい、通常より約2ヶ月間長く大きく育てられています。

一般流通規格では、豚肉の等級は脂肪の厚さと枝肉の形で決められているため、味は全く関係ありません。通常の豚は、人間でいうと小学校6年生ぐらいにあたり未成熟の時期に出荷されています。脂肪の厚さと枝肉の形も重要ですが、味を一番に追い求める松阪豚は、人間のちょうど20歳くらいにあたるいちばん脂の乗った美味しい時期に出荷されます。飼育期間が長くなれば諸費用もかかりますが、豚の美味しさを優先した飼育期間を設定しております。

品質管理

松阪豚を飼育する山越畜産では、松阪豚の飼育開始から出荷まで、一頭一頭を個体識別情報で厳格に管理しています。この個体識別情報には、豚の誕生日からはじまり与えた餌の内容や成分まで出荷されるまでのありとあらゆる情報すべてが含まれております。

また、出荷時にはおよそ3~4割が規格外となる厳しい審査が行われ、さらにその後、三重県松阪食肉公社で検査を受け、検査に合格した豚だけが正規出荷販売元である株式会社パワーエイト(力八精肉店)により出荷・販売されております。松阪豚は食の安全と安心を守るため厳しい品質管理を徹底しております。

株式会社パワーエイト力八精肉店

当店で販売している松阪豚・松阪牛・大石牛は、三重県松阪市にある力八精肉店で精肉されております。

力八精肉店は、和牛の聖地松阪にあり、牛や豚の飼育から販売までを一貫して行う日本国内でも数少ない精肉店です。
業界屈指の畜産家である山越弘一や磯田浩利と協力し作り上げた「最高品質の豚や牛のお肉」は、日本はもちろん世界でも高い評価を得ております。力八精肉店

美味しい雪国のジビエ肉だけでなく、最高品質の豚肉と牛肉もお客様にご提供したいと強く願った当店のわがままにお応えいただくかたちで、正規に松阪豚・松阪牛・大石牛を販売させていただいております。